生成AIを活用した、商品画像自動生成サービス「Fotographer.ai」提供のFotographer AI株式会社がシードラウンドにて1.1億円の資金調達を実施
2023/12/19
簡単にブランド・事業者向けにパーソナライズされた商品画像の自動生成が可能に
生成AIを活用し、ブランド・事業者向けにパーソナライズされた商品画像の自動生成が可能なサービス「Fotographer.ai」を提供するFotographer AI株式会社(本社:東京渋谷区、代表取締役:鈴木麟太郎、以下「当社」)は、三井住友海上キャピタル株式会社、株式会社ANOBAKA、みずほキャピタル株式会社を引受先とした第三者割当増資により、シードラウンド 1stクローズにて1.1億円の資金調達を実施いたしました。
今回調達した資金は商品画像生成サービス「Fotographer.ai」の更なる機能拡充の為の開発および、人材獲得に投資し、事業拡大を目指します。
Fotographer.aiについて
Fotographer.aiは、EC事業者や広告クリエイティブに携わる方向けにサイト内やマーケティングで使用する商品画像を自動生成できるAIサービスです。
キャンペーンやシーズンごとで撮影が必要になるサイト内や広告の商品画像の作成を、生成AIの技術を用いて自動生成できる点が特徴です。商品の画像をアップロードし、作成したい商品のイメージを文字で入力もしくはテンプレートを選択するだけで、クリエイティブな商品画像を短時間で作成することが可能です。また、花や果物、土台や手など、素材を自由に配置し、思い通りの構図で商品画像を作成することも可能です。
さらに、独自のAIがブランドイメージやスタイルを学習することにより、ブランド独自のクリエイティブの提案・作成が可能となります。これにより、ブランドの魅力を最大限に引き出しながら、効率的かつ効果的なマーケティング活動が実現できます。
当社は先日、Stability AI Japanによるスタートアップ企業サポートプログラムの1社目として採択された事、また、統合コマースプラットフォーム「ecforce」との連携を発表させていただきました。そして今回の資金調達を経て、より一層ECのクリエイティブ制作に課題を持つ事業者様の業務効率化を加速してまいります。
サービスHP: https://fotographer.ai/
資金調達の背景
近年、EC市場は拡大の一途を辿っております。化粧品やアパレル、日用品や食料品まで、あらゆる商品がECで購入出来る環境が整備されてきております。一方、ECを活用する販売事業者の方々は、いかに自社商品を魅力的に見せるかという点において、多くの手間とコストをかけて商品画像を作成しております。
こうした背景を受け、当社は今回調達した資金を元に、急成長する生成AI技術を活用しブランド・事業者向けにカスタマイズされた商品クリエイティブの自動生成が可能なサービス「Fotographer.ai」の開発を加速させ、全ての事業者が抱える商品画像作成の課題を解決してまいります。
資金調達概要
調達金額:1.1億円
調達方法:第三者割当増資
引受先(敬称略、順不同):三井住友海上キャピタル株式会社、株式会社ANOBAKA、みずほキャピタル株式会社
資金用途:プロダクト開発、マーケティング投資、採用・組織体制の強化
引受先コメント
三井住友海上キャピタル株式会社 島崎 卓也 氏
鈴木さんと初めてお会いした時に語ってくれたプロダクトへの情熱を今でも鮮明に覚えています。共同創業者であるKaneさん、Saliouさんも、世界中で愛されるプロダクトを開発したい情熱に溢れている素晴らしいチームです。そして何より、私自身もこのプロダクトを使ってみて、ファンになった一人です。
ECやD2C市場が成長する一方、どうしても欠かせない商品画像に関する業務負荷が事業拡大のネックとなっています。既に大手企業からの引き合いも増えており、Fotographer AI が業界に大きなインパクトを生み出す日も近いと感じています。
世界中で愛されるプロダクトにする夢に向かって、全力でサポート致します。
株式会社ANOBAKA パートナー 萩谷 聡 氏
プレシードに続き出資させていただきました!
スピーディーにプロダクトのアップデートを進め、多くのプレイヤーを巻き込み、生成AIを活用した新たな価値を仕込めてきています。マーケティング・EC領域は生成AIによって大きなインパクトをもたらす領域であり、Fotographer.aiチームがこの領域のリーダーになることを期待しています。ANOBAKAとしてもStability AI JAPANとの連携など、生成AIコミュニティや知見を活かし、全力で支援していければと思います。
みずほキャピタル株式会社 紅林 亮多 氏
Fotographer AI社は、技術の変化が激しい生成AIの領域で、EC事業者の課題と真摯に向き合いながらプロダクトを開発されています。
先日、海外ユニコーンとの提携も発表されましたが、Fotographer AI社はその他にも強力なパートナーを巻き込みながら成長されています。
我々は鈴木代表を筆頭に、技術力や志の高いFotographer AIチームに魅力を感じており、今後のプロダクトの展開にも非常に期待をしております。
みずほキャピタルは引き続きみずほグループのネットワークを活用して、全力でサポートして参ります。
PRtimes: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000055274.html